2012年

8月

23日

FMいわき~放射性物質 モニタリング検査の現場から~

暑い日が続いていますが、皆さん元気ですか~
本日は、市役所 農政水産課の新妻敬さんと平荒田目にあります「JAいわき市 夏井支店」に来ております。

 

「見せます!いわき」で見せているものといえば、“出荷農作物の放射性物質の測定結果”ですが、今日は、その測定を行っています現場を紹介したいと思います。

 

検査しているものは、「市内農家の皆さんが出荷を予定している農産物」「ジャム・漬物」等の一次加工品です。

 

もちろん福島県でもモニタリング検査を行っていますが、市でも独自に検査を行い、二重のチェック体制を敷いております。


市場に基準値を上回るものが市場に出回らないように厳しく管理されているんですね。

 

皆さん、ぜひいわきの安心・安全なおいしい農作物を召し上がってください

 

JAいわき市 検査員  左:鵜沼さん  中:浦嶋さん  右:木田さん
JAいわき市 検査員  左:鵜沼さん  中:浦嶋さん  右:木田さん

 

それでは、検査室に突入してみたいと思います。

本日、私達の質問に答えてくださるのは、

 

JAいわき市の検査員  鵜沼さん」 「浦嶋さん」 「木田さん」 です。
よろしくお願いします。

 

それでは早速

 

.こちらではどのように放射性物質の検査を行っているのですか

 

.①出荷する農作物を流水で洗います。
     ↓
  ②餃子の具くらいの小ささまで細かく刻みます。
     ↓
  ③細かく刻んだ農作物を検査専用容器に隙間ができないように詰め込みます。
     ↓
  ④容器を検査器に入れてスタートボタンを押すと検査が始まります。

 

 

.検査をするにはどのくらいの量が必要なんですか

 

.約1kgです。
正確な検査を行おうとすると、どうしてもこのくらいの量が必要になってしまうんです。
農家の皆さんには大変なご負担ですが、正確な検査のためにご理解をいただいております。

 

 

.餃子の具くらいの小ささまで細かく刻むのには理由があるのですか

 

.検査容器に詰める際に隙間ができてしまうと、正確な検査ができなくなってしまいます。
ですから、隙間を作らないようにできるだけ細かくしています。

 

.さっきから気になっていたんですが、まな板ではなく紙皿で、包丁ではなくカッターの刃で刻んでいますが
どうしてなんでしょうか

 

.前の検体の影響を次の検体に持ち込まないようにするためです。
もし放射性物質を含んだ検体を刻んだ刃物で別の検体を刻んでしまうと、その検体の検査結果に影響が出てしまいます。
そのため、紙皿やカッターの刃など使い捨て可能なものを使用しています。

 

 

.検査の際には、どのようなことに1番注意をしていますか

 

.やはり、前の検体の影響を次の検体に持ち込まないようにすることです。
放射性物質を含んでいないのに、含んでいるとの誤った結果が出てしまったら、取り返しがつきません。
放射性物質は目に見えないので、常に注意を払っています。

 

 

.1日何件くらい検査をされているのですか
 

.1検査場あたり1日16件がやっとですね。
いわきの農作物の透明性を高めるため、検出限界値を10Bq/kgに設定して、
1検体あたり30分かけて検査をしていますので。

 

 

.いわきではたくさんの農作物が出荷されていると思いますが、ここだけで検査を行っているのですか

 

.市内6ヶ所で検査をしています。
昨年9月から今までで5600件の農作物を検査しました。

 

検査結果はHP「見せます!いわき情報局」で確認することができます。
検査結果は随時更新していますので、毎日ご覧頂きたいですね。

 

※1 Cs/kg → セシウム 

   (10Bq未満だと0.0表示)

   

   Cs/kg×0.67=Bq/kg 

   (例: 10Cs/kg×0.67=6.7Bq/kg)

 

※2 K-40 → カリウム40

 

※3 画面下のグラフは、セシウム134、137が検出

   されると反応します。

 

モニターのK-40は、検体を入れたばかりだと数値が安定しません。

右上のモニターでは201.7と表示されていますが、左下のモニターでは54.10と数値が下がっているのがお分かりいただけると思います。

 

30分の検査を終えた最終結果は「見せます!いわき情報局」でご確認できますので、是非チェックしてみてください。

 

 

今日は色々とありがとうございました。本当に勉強になりました。

 

最後に、これからの意気込みをお願いいたします。

 

「私達が行う検査は、農作物が出荷できるのかどうか、放射性物質の心配がないかどうかを

 確認する重要な仕事です。
 この事実をしっかり受け止め、農家の皆さんが一生懸命作った農作物を消費者の皆さんに

 安心して食べてでいただけるよう、これからも正確な検査を行っていきたいと思います。」

 

 

検査員の皆さんありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。

 

左から 検査員・鵜沼さん 市役所・新妻さん (後)JAいわき市・中野さん 検査員・浦嶋さん 木田さん パーソナリティー・田子さん
左から 検査員・鵜沼さん 市役所・新妻さん (後)JAいわき市・中野さん 検査員・浦嶋さん 木田さん パーソナリティー・田子さん

それでは、最後に~ 「見せますいわき~!!