FMいわき~今が旬!『いわき いちご』!~

平成25年1月10日(木) 放送分

本日は、平藤間でいちごを栽培されている
JAいわき市いちご部会 部会長 坂本 俊雄さん
いわき市見せる課の横田竜一さんにお話を伺っています。

 

今回は、今まさに旬を迎え、本格的に出荷が始まった「いちご」です

 

実は、「いちご」は野菜に分類されるって、皆さんご存知でしたか

 

『1年で、花を咲かせ、実をつけ、枯れてしまうもの』は、野菜に分類されるそうですよ

 

いわき市では、“ふくはる香”“とちおとめ”の2つの品種が主に作られているそうです。

 

“ふくはる香”は、福島県のオリジナル品種で、控えめな酸味と、高い糖度、豊かな香りが特徴
比較的寒さにも強い特徴もあるそうです。

 

“とちおとめ”は、甘味・酸味のバランスが良く、果肉がしっかりしているのが特徴で、ショートケーキにのっているいちごのほとんどが、この“とちおとめ”なんですよ。

 

 

また、いちごを『ブランド化推進作目』に指定し、『いわき いちご』としてブランド化に努めています。
そして、この『いわき いちご』のブランドを守り育てているのが、坂本さんが部会長を務める、

JAいわき市いちご部会の皆さんなんです。

左から 見せる課 横田さん、JAいわき市いちご部会 部会長 坂本さん、パーソナリティー 田子さん
左から 見せる課 横田さん、JAいわき市いちご部会 部会長 坂本さん、パーソナリティー 田子さん

 

いちご部会の皆さんは『いわき いちご』のブランドを守るため、作業工程やパック詰めで「徹底した規格管理」を行っています。パック詰めの仕方では、いちごの大きさだけでなく、色も含めより細かく定めた出荷規格表に基づき、それぞれの規格に厳選して分類しています。
     
また、いちごを詰めたパックに被せるフィルムに生産者の名前を入れることで、消費者に対して、

「最後まで責任を持つ」という姿勢で臨んで下さっています。

 

 

坂本さんは、以前は会社勤めをしていましたが、約10年位前にいわきに戻り、いちごの栽培を始めました。

坂本さんのお父様は、40年もいちご栽培を続けてきたいちご農家。

 

しかし、お父様が高齢になり「これからもいちごを作っていけるのか」と不安に思うようになり、また、お父様が40年間続けてきたいちご栽培を絶やしてはいけないとの思いから、50歳の時に継ぐことを決断しました。

 

 

お父様が栽培していた時は、いちごは地面に植えてられていたので、とてもきつい作業だったそうです。
現在、坂本さんは、「高設栽培」と言う、作る人の負担が少なくなるような栽培方法を取り入れています。

 

腰の高さまで苗を上げることで、苗の世話をする時やいちごを収穫する際に、屈まずにすみ、
地面に直接植えるよりも楽に作業をすることができるだけでなく、同じ労力でも、より多くの苗を世話することが

できるというメリットも

 

そして、「高設栽培」は、いちごが宙に浮いた状態で実るため、地面などに触れことなく育ち、実の色が均一に

入ったり、実の甘みも全体に広がったりと、見た目や味への利点もあるんです

坂本さんに「いちご」について、このほかにも色々伺いました

 

Q1 いちごの栽培をしていて、良かったこと、うれしかったことは何ですか

 

A1 嬉しいのは収穫したときですね。
   苗を管理して植えてから花が咲くまで1年、花が咲いてから、実が赤くなるまで2~3ヶ月掛かりま   

   す。そして、色が付いてきた頃が、“娘の成人式”で、収穫するときが“嫁に出すとき”で一番嬉し

      いときですね。

 

 

Q2 今年のいちごの、生育状況・価格・味 等を教えてください。

 

A2 いちごは、1年かけて生育させて来ますから、今年の夏場の猛暑と冬場の寒さの影響で生育が2~

      3週間遅れてしまいました。
    12月は、品薄の状況とクリスマスもあり、値段が高く推移しましたが、今年に入ってからは、通常に

      戻りました。
      これから食べられる方も多いと思いますが、味は大変良くなってます。

 

 

Q3 いちごの栽培に対する思いをお聞かせください。

 

A3 夏井という地区は、父の時代には200件位のいちご農家あり、夏井いちごとして有名でしたが、今は

     50件と当時の1/4になってしまいました。
   産地を守るためにも新規就農や耕作面積を増やすこと等が、いちご栽培に対しての部会長としての

     思いです。

このような思いで取り組んでくださる、坂本さんをはじめとする多くの農家さんに、

いわきの農業は支えられているんですね。

 

みなさんも是非、おいし~い『いわき いちご』召し上がってみてくださいね