FMいわき~いわき市農林業賞受賞~

平成25年3月14日(木) 放送分

本日は、いわき市農林業賞を受賞されましたお二人をご紹介いたします。

 

前半では、JAいわき市稲作受託部会勿来支部長木戸 忠重さん
後半では、いちご農家鵜沼 源栄さん です。

 

その前に皆さん、“いわき市農林業賞”をご存知ですか
この賞は、

「技術の向上や経営改善を図るなど、いわき市の農林業の振興と発展に多大な功績のあった個人及び団体に対し、その栄誉をたたえ贈られるもの」で、今年度で36回目になります。

 

つまり、長年いわきの農業を支えてくださった方に贈られる賞なんですね

 

それでは、まずお一人目。
勿来町白米でお米を作られております木戸 忠重さんにお話をお伺いしました。

左:天のつぶ  右:コシヒカリ
左:天のつぶ  右:コシヒカリ

 

木戸さんは、南部地域の稲作作業受託にいち早く取組み、「天のつぶ」等の新種の作付や

お米の加工品(米粉やお餅)にも積極的に取組んでおられ、地域農業の担い手の中心的な存在です

 

稲作の作業受託とは、高齢化などで農作業が難しくなった方から農作業の依頼を受け、
その方に代わって農作業を行うことです。

 

木戸さんのところでは、年間10haを超えたそうです。
農地を廃れさせないためにも、とても大事な取組なんですね。

 

 

さて、最近良く耳にします「天のつぶ」
このお米ですが、福島県が15年の歳月をかけて開発したオリジナルの品種なんです。

 

左:天のつぶ 右:コシヒカリ
左:天のつぶ 右:コシヒカリ

 

 

穂が出るときに天に向かってまっすぐ伸びる稲の力強さと
天の恵みを受けて豊かに実る一粒一粒のお米をイメージして命名されました。

 

味は、コシヒカリに似ているそうですよ。

 

木戸さんが作ったお米などは、市内での店頭販売を始め、
インターネットでも購入することができるんです。

 

もちろん、販売しているお米は、全量全袋検査において、全て基準値を下回っています。

皆さん、是非この「天のつぶ」ご賞味ください

 

それでは、木戸さんにいわき市農林業賞を受賞された感想をお聞きしたいと思います。

 

これまでの取組みを評価していただいたこと大変嬉しく思います。
頑張ってきた甲斐がありました。
息子と共にこれからも積極的に農作業の依頼を受けて、農地が廃れていくのを防いでいきたいです。
また、私達が作った自慢のお米をたくさんの方々に召し上がっていただけるように色々な加工品の開発にも力を入れていきたいです。

 

後左から: 見せる課 横田さん、木戸さん、パーソナリティー田子さん、前2人は、木戸さんの双子のお孫さんです♪
後左から: 見せる課 横田さん、木戸さん、パーソナリティー田子さん、前2人は、木戸さんの双子のお孫さんです♪

 

後半は、平上大越でいちごを栽培しております鵜沼 源栄さんにお話を伺いました。

 

 

鵜沼さんは平成21年から2年間、JAいわき市いちご部会の部会長を務めていらっしゃいました。
在任期間中は、福島県のオリジナル品種である「ふくはる香」をいち早く導入。
経営の安定化を図り、「とちおとめ」と共に、2品種のブランド化に努め、「いわき いちご」の名を

広めてくださいました。

 

 

 

 

 

スーパーなどで見かけるいわき産のいちごのパックにも

「いわき いちご」と記載されていますよね

鵜沼さんはこの他にも、近い将来、生産者の高齢化が進むと見越し、ハウスの自動換気システムを導入し、

生産者の負担を少しでも少なくしようと努められました。

窓を開け閉めする作業も大変な重労働なんです。

 

また、LED電球の灯かりをいちごに当てて、発育を促す「LED電照栽培」の促進、
蒸散器を導入して病気の発生防止に努めるなど、様々なことにご尽力くださった方なんです。

 

これまで、いちごの電照栽培には白熱電球を使用していましたが、消費電力が少ないLEDを使うことで、光熱費を

抑えられるようになりました

しかも、生育の停滞も抑えることもできるんです!!

 

部会長として、様々な取組みな行ってきた鵜沼さんですが、なかでも力を入れたのが、

後継者の育成だそうです。


「いわき いちご」を後世に伝えていくには、どうしても作り手が必要です。
これから、生産者の高齢化が進み、いちごの作り手は減っていってしまいます。
そのため、1人でも多くの方に、いちご農家になってもらえるよう新規就農者のための研修圃場を

増設しました。

 

 

2年間、部会長を務められました鵜沼さんに“苦労したこと”、“うれしかったこと”を
お聞きしました。

 

 

Q1 苦労したことは何ですか?

A1 JAいわき市の中にあった4つの支部を、JAいわき市いちご部会に統一したことです。


Q2 うれしかったことは何ですか?
A2 部会の活動により「ふくはる香」の名が広まったことです。

 

 

最後に、いわき市農林業賞を受賞された感想を鵜沼さんにお聞きしました。

 

部会長として、歴代の部会長の名を汚さぬよう、そして、越えていこうという想いから、

頑張ってきたことが、今回の受賞に繋がったのではないかと思います。
部会長の座は退きましたが、「いわき いちご」を後世に繋げていけるように、これからも、

頑張っていきたいです。
この度の受賞、誠にありがとうございました。

 

木戸さん、鵜沼さん 
いわき農林業賞受賞、おめでとうございます。
そして、いわきの農業を長年支えて下さり、本当にありがとうございます

皆さんが真心こめて作ってくださった農産物、これからも美味しくいただきたいと思います