水色の卵を発見! 循環型農業を目指して~川部自然農園~

 その水色の卵との出会いは、私が仕事が休みの日に 勿来温泉・関の湯 に行ったときでした。

売店でお土産物コーナーを見ていた時、初めて見る薄い水色の殻の卵が陳列されていたのです。

 

そのパッケージのラベルには

 

              “幸せの青い鳥の卵” 

              

           川部自然農園“たまご屋”の自然卵

 

とありました。

 

早速、後日連絡をとり、川部自然農園代表 芳賀 克彦 さんにお話をうかがいました。

        川部自然農園  代表 芳賀 克彦さん

 

芳賀さんは2010年に脱サラし、家族で循環型農業を開始するため東京から地元である

いわきに戻られたそうです。

 

チリ原産で淡い水色の卵を産むローカナという品種の鶏と、アメリカで開発された、

赤い殻の卵を産むボリスブラウンという鶏、そして房総地鶏の3種類を飼い始め、その鶏糞

を利用し野菜を栽培。できた野菜は出荷し、規格外の野菜は鶏の飼料として利用。

農薬を使用せず、有機肥料で作物を栽培する『人にも環境にも優しい循環型農業』

が始まるはずでした。

 

 ところが、2011年の3月、若い鶏が初生卵を生み始めた直後、東日本大震災、そして福島

第一原発の爆発事故に遭遇しました。

 東京に避難しつつ、週に一度帰省し鶏の世話を続けていましたが、卵の卸し先がなくなり

全鶏250羽を処分ぜざるおえない状況となりました。その後は畑も一切やめ、いわき市で被災者

支援の移動販売に従事しながら、再び循環型農業を始める機会をうかがっていました。

 

そして2012年4月、茨城や東京の知人の協力を得て、再び一人で養鶏と農業に挑戦し始め

たのです。

 

      アローカナ(白)と房総地鶏(黒)                   ボリスブラウン(茶色)

    川部自然農園の卵のパッケージ3種              赤卵(ボリスブラウン) 薄赤(房総地鶏) 水色卵(アローカナ)

 

 

芳賀さんのこだわりは野菜作りだけでなく鶏の育て方にも現れています。

市販されてる鶏用の配合飼料の中には、栄養バランスが整っていると同時に 抗生物質や着色料・

遺伝子組み換え穀物が含まれているものがあり、その安全性は まだ確立されていません。

 

 多少手間やコストがかかっても、鶏の健康を第一に考え、自分で育てた野菜や信頼できる穀物

を合わせた自家製飼料を与える。『自信をもって安全な卵を提供していくのだ』という芳賀さんの

強い意志を感じます。

 

 

 

 

 現在計226羽が入っている

2棟の鶏舎は芳賀さんの手作り。

 

歩き回れる環境で飼うことで、

鶏のストレスを減らせます。

 

 農作業と鶏の世話、野菜や卵のパック詰めや出荷、そして配達も全て一人で行っている現在は

『体力的にも時間的にも、そしても経済的にも 正直、全く余裕がありません』 と芳賀さん。

 

ですが、その気さくな人柄からは悲壮感は感じられません。

むしろ今の挑戦を楽しんでいらっしゃるようにも見えました。

 

ご自宅のある川部という地域では、たった一人での新しい挑戦ではありますが、全国にいる同じ

平飼い養鶏の仲間や、近所の農家の方との交流も心の支えになっているそうです。

 

 

芳賀さんの卵は現在   ・JA窪田、IA谷川瀬、JA平窪

              ・スカイストアー(平)

              ・田舎んぼ(草木台)

              ・関の湯(勿来)

              ・田人森の駅

で購入することができます。

 

また、ご希望の方には市内配達地方発送もしているとのことです。

直売もしているので下記までお問合せください。

 

 川部自然農園『たまご屋』 芳賀 克彦

 

連絡先:090-3232-6222

 

所在地:いわき市川部町川原24

 

 芳賀さんのこだわり、健康な鶏の青い卵、是非食べてみてくださいね!

               

     

 

     【勝手にレポート!!】

***青い殻の卵を食べてみたよ!***

 

 割ってびっくり!その黄身の色は

白っぽいレモン色でした。

着色料を使用していない自然な黄身

はこういう色なんですね。

季節や鶏の体調によっても色が変化

するそうです。

 

お味は・・・

 甘みのある美味しい卵でした!!

 ちょっと贅沢な気がしますが・・・

 やっぱり生食が一番かな~

 

芳賀さん、これからも安全で美味し~い卵と野菜作り、頑張ってくださいね!!