2014年

8月

14日

自慢の銀杏に願いを込めて・・・~田人ぎんなん生産組合~

唐突ですが皆さん銀杏食べてますか?

正直に告白しますと自分はこれまで、銀杏をしっかりと食べた事はありませんでした。

それこそ茶碗蒸しに入っている一粒を食べるか食べないかといった具合・・・


そんな自分に”銀杏を食べたい!”と思わせてくれた銀杏農家さんがいます。

田人で銀杏を栽培している、田人ぎんなん生産組合代表の油座盛明さんです!

今まで銀杏という食べ物にそこまで馴染みがなかったので、今回のヒアリングはどんなお話が聞けるのか、個人的に非常に楽しみでした!

代表の油座盛明さん
代表の油座盛明さん

銀杏の栽培を始めて15年・・・・栽培に至るまでにも油座さんには様々なドラマがありました。
元々こんにゃく農家だった油座さんですが、農産物の輸入自由化がこんにゃくにまで及ぶと、出荷価格が大幅に下落してしまいました。

何か新しい道はないかと模索している時に出会ったのが銀杏だったのです。

イチョウの木が害虫などに強く、適応力がある事や銀杏が菓子などに幅広く転用できる事が転作の決め手になりました。

 

ですが「さぁ植えたぞー!」といっても一朝一夕に銀杏は収穫はできません。

イチョウという植物はしっかりとした実を付けるまで非常に長い時間が掛かるそうです。

種から育て始めると結実まで平均してなんと約30年!

苗木から育て始めた油座さんでさえ、初収穫は1999年の植栽から実に8年後の2007年・・・!気が遠くなる話です。

当時の新聞記事
当時の新聞記事
始めてヒアリングさせてもらった時、イチョウは青かった・・・
始めてヒアリングさせてもらった時、イチョウは青かった・・・

そんな苦労を経てついに待ちに待った銀杏出荷の時が来ました!

苦労の甲斐あって、油座さんの銀杏は初出荷から大好評!沢山のお客さんが気に入ってくれたそうです。

時には田人の油座さん宅まで、お客さんが一時間程かけて銀杏を買っていく程!

油座さんの銀杏の人気の高さを象徴するエピソードです。

再起の願いを名前に・・・

抜群の人気の高さを誇る油座さんの銀杏でしたが、震災によって一時多くの取引先や決まりかけていた東京での取引が頓挫してしまいました。

丹精込めて育てた銀杏をファンになってくれた人たちへ届けることが出来なかった事が、一番悔しかったと油座さんは言います。

 

震災から3年と6カ月がたった今年も銀杏のシーズンがやってきました。

今年より自らの銀杏に「翡翠ぎんなん」と名を付けた油座さん。

銀杏の持つ鮮やかな翡翠色と古来より日本に伝わる翡翠石の「豊穣・生命・再生」の願いに思いを託しての事でした。

ブランド化支援としてラベル製作させて頂きました!
ブランド化支援としてラベル製作させて頂きました!

早速売られ始めた油座さんの銀杏を頂きましたが、これが本当に美味しい・・・

”あぁ、自分は世の中の事なーんにも知らないんだなー”と軽くショックでした(笑)

油座さんは銀杏をあまり食べたことが無い人にもぜひとも食べて欲しいと仰っていました。

 

いずれは銀杏をお土産や食事に取り入れて、田人地区のPRに一役買いたいと考えている油座さん。現在は田人地区のファーマーズと、いわき駅前にあるいわき食彩館スカイストアさんにてお買い求めできます。

食べたことのない方は是非ともトライしてみて下さい!ダッシュ!≡≡≡ヘ(* ゚-)ノ

銀杏の味と健康

油座さんの栽培している銀杏の品種は「久寿」というものなんですが、その特徴はモチモチとした食感とコクのある味わい!一言で言うと食味が抜群に良いそうです!!

しかも最近の研究によって銀杏は多くの栄養に溢れた食べ物という事もわかってきました。

豊富なカリウムビタミンB1ビタミンEを含み、高血圧動脈硬化予防ストレスの軽減抗酸化作用老化を防止し、がん予防などにも効果があるそうです!

でも知っての通り食べ過ぎは厳禁!なんたるジレンマじゃー!!( ;∀;)